施術部屋を作る③

ホリスティックアロマセラピー&リフレクソロジー Kikuです。

施術部屋に必要な灯り。ある程度の歳になるまで、灯りといえば蛍光灯で煌々と照らされた灯りが当たり前だと思っていましたが、大学生になって初めて海外へ旅行に出かけたとき、飛行機の下に見える夜の街の灯りがオレンジに染まっていて、随分暗いんだなとびっくりしたことを覚えています。最近特に感じるようになったのは、日本の灯りは明るすぎるくらいに明るいということ。まるで一日中昼間のようです。寝る直前までこの明るさで過ごしていたら、身体も寝る準備ができないのは当然だよなあと思うのです。施術部屋をどんな雰囲気にするか？と考えた時に、真っ先に思い浮かんだイメージは「北欧の家の灯り」でした。部屋の中のそれぞれの場所に間接照明や蝋燭を置いて、心安らぐ時間を演出しています。当サロンでゆったりと過ごしていただくために、柔らかで暖かみを感じる空間作りをしたいと思いました。施術部屋は調光・調色を可能にするダウンライトを埋め込みましたが、玄関から2階の施術部屋へ向かう階段の踊り場に吊るされた照明はシェードランプにしました。布地から漏れる光が柔らかくてお気に入りです。