過ごしやすい秋晴れの日が続きますが
朝晩はだいぶ気温が下がってきましたね。
季節の変化と共に身体にも変化が感じられます。
気温が低くなると、体は体温を下げないように血管をキュッと縮こめてしまいます。
最近、筋肉のコリや張りがひどくなったり
冷えが気になっていませんか?
また、だんだんと日照時間が少なくなるにつれ
心の安定や幸福感を生み出すホルモン「セロトニン」の分泌量が減っていきます。
最近、何となく不安やイライラといった感情になってしまうことはありませんか。
ストレスが身体に良くない
というのはよく知られていますが
ひとことでストレスといっても
「心理的なストレス」だけとは限りません。
環境の変化…つまり
暑さ、寒さ、湿度、気圧、日照時間の変化など
環境によるストレスによっても、身体に負担がかかります。
私たちの体は、ホメオスターシスといって
外部の環境にかかわらず
自分の体が正常に働くような力が
備わっています。
例えば、夏でも冬でも私たちの体温が
常に36度前後に保たれているのは
ホメオスターシスのおかげなのです。
このホメオスターシスは
自律神経系、内分泌系、免疫系の
相互作用で成り立っているのですが、
長期間にわたるストレスや
マイナスの要因に晒されたりすると
これらのバランスがうまく機能しなくなり
それが身体の不調を引き起こしてしまいます。
ホメオスターシスがバランス良く機能することは
私たちの本来持っている自然治癒力にも繋がっています。
そして、この自然治癒力の向上を目指すのが
アロマセラピーです。
精油の芳香分子が鼻からダイレクトに脳に伝わり、
ホメオスターシスの柱となる自律神経系、内分泌系、免疫系に働きかけてくれるのです。
季節の移り変わりの時期で
環境ストレスが大きくなりがちな今こそ
アロマを上手に取り入れながら
体調を整えてくださいね。